宅建は「1ヶ月でも合格できる!」「半年前から勉強を始めよう!」といろいろな意見があり、「で、結局どれが正解なの?」と感じている方もいるのではないでしょうか。
実際、1ヶ月の勉強期間でも合格は可能かもしれませんが、前提となるのは1日あたりに確保できる勉強時間です。
そこで本記事では、
- 実際、宅建の独学に必要な勉強期間ってどれくらい?
- あまり勉強に時間をかけられないんだけど……。
といった疑問やお悩みに対し、5ヶ月で宅建に独学合格した実績をもとに、必要な勉強期間について以下のことをお伝えしていきます。
- 宅建の独学合格に必要な勉強期間
- あなたに合った勉強期間を知る方法
- 勉強期間を決めた場合の計算方法
- 宅建を独学する場合の目安期間
- 短期間で宅建合格をする方法
お読みいただくことで、あなたがいつから勉強したら良いかの目安が見つけられるようになるので、宅建合格を目指している方はぜひご一読ください。
宅建の独学合格に必要な勉強期間
宅建の独学合格に必要な勉強期間は人によって異なります。
なぜなら、1日に確保できる勉強時間はそれぞれの生活スタイルごとに違うからです。
宅建の合格に必要な勉強時間は一般的に300時間ほどと言われていますが、1日に8時間勉強する人と2時間勉強する人がいた場合、かかる勉強期間には100日以上の差があります。
1日の勉強時間 | 勉強にかかる日数 |
---|---|
8時間 | 300(時間)÷8(時間)=37.5(日) |
2時間 | 300(時間)÷2(時間)150(日) |
例えは大げさかもしれませんが、必要な勉強時間が同じでも、期間は人によって異なるということは分かってもらえるかと思います。
次の項目ではもう少し具体的に、あなたの場合はどれくらいの勉強期間を見積ったら良いかを一緒に考えていきましょう。
勉強時間をもとに勉強期間を計算しよう
まずは、あなたが1日のなかで勉強に使える時間を考えてみましょう。
1日に使える時間が思い浮かんだら、一般的に必要と言われている勉強時間(300-400時間)を1日の勉強時間で割ってみてください。
ちなみに、個人的には350時間で計算することをオススメします。
300時間が最低ラインなので、350時間を見積っておくことで、平均以上勉強していることに自信を持てるからです。
日数が計算できたら、あとは試験日から逆算するだけです。
必要な勉強時間を仮に350時間として、1日2時間勉強する場合、必要な期間は175日となります。
2022年の試験日(10月16日)から逆算すると、175日前の2022年4月25日が勉強を開始する目安となりますね。
何日前かを知りたい場合はCASIOの計算サイトが便利です。
このように考えることで、いつから勉強すればよいかの目安が見えてきます。
【独学合格者が解説】宅建の独学に必要な勉強時間は?期間を決めれば必要な勉強時間も分かる
なかには「1日の勉強時間が多少長くても良いから、短期集中で勉強したい」という人もいるかと思います。
そういう場合は、必要な勉強時間(300-400時間)を集中して取り組みたい期間で割ってみましょう。
例えば勉強時間を300時間として、3ヶ月間(90日)集中して勉強したい場合、1日あたり必要な勉強時間は3時間20分となります。
人によっては十分確保できる範囲の時間ではないでしょうか。
ボク自身は朝の時間を活用していたので、平日でも1日3-4時間くらいの勉強時間は確保できていました。
大きく外れた勉強方法をしていなければ、3ヶ月での合格も不可能ではないラインですし、すでに勉強する習慣がついていたり、自分のやり方で取り組める場合は短期集中も良いですね。
とはいえ、「1日8-10時間勉強して1ヶ月合格を目指す!」といったことはキツイと思います。
睡眠時間などを削ると、学習効率も下がるのでムリはしないようにしてください(^^;)
宅建を独学するなら目安の勉強期間は半年
独学での合格を目指しているのであれば、早くから勉強し始めることで時間を味方にし、無理のない範囲でコツコツ取り組むのがオススメです。
具体的には6ヶ月前からの勉強が良いですね。
6ヶ月(180日)で300時間勉強するなら、1日1時間40分ほど勉強すればよいですし、350時間を見積っていたとしても2時間弱の勉強時間で達成できます。
2時間であれば、Youtubeやテレビを見ている時間、昼休みの30分などを使うことで確保できるラインなのではないでしょうか。
ボク自身は6月から着手しましたが、ペースが遅かったため8月から焦って勉強していました。
それでも、4-5ヶ月前から勉強していたおかげで、8月時点で焦る必要があることに気がつくことができたと感じています。
半年もあれば勉強ペースの見直しによるカバーもできるので、思い立ったタイミングから勉強を始めていきましょう!
【独学合格者が教える】宅建勉強スケジュールの計画方法【事例も紹介】短期間で宅建合格をしたいなら独学以外の手段も検討しよう
この記事を読んでいる時点で、
- 試験まで3ヶ月を切っている
- できるだけ勉強時間を少なく効率的に取り組みたい
と考えているような場合は、てっとり早くスクールを使うのが良いと思います。
独学であれば、300時間は最低限必要になってくるからです。
時間をかけて丁寧に取り組めば独学でも合格することは可能ですが、スケジュールや勉強方法も自分で管理する時間を含めると、時間効率の面ではスクールには敵いません。
であれば、お金はかかってしまいますが、スクールの短期合格を目指すコースを受講するのが合格に近づけると思います。
時間的に300時間以上かけるのが難しいと感じている場合は、以下のスクールで短期合格コースがあるので検討してみてください。
【宅建】独学かスクールか【迷ったら読んでみてください】まとめ:宅建の勉強期間は人によって異なる。独学者は早めに取り組み始めよう!
本記事では、宅建の独学に必要な勉強期間について以下のことを紹介してきました。
- 宅建の独学合格に必要な勉強期間は人によって異なる
- 宅建の平均的な勉強時間をもとに勉強期間を計算しよう
- 期間を決めて勉強する場合は1日に必要な勉強時間を知ろう
- 宅建を独学するなら勉強期間は半年が現実的
- 短期間で宅建合格をしたいなら独学以外の手段も検討しよう
勉強期間について考えておくと余裕を持って対応することもできるので、この機会にぜひ考えてみてください!
最後までお読みいただきありがとうございました。