宅建のテキストは基本的にはどれを選んでも問題ありません。
アマゾンなどのレビューを見ると分かりますが、大手予備校が出版しているテキストであれば合格実績もあり、宅建を合格するのに必要な情報は含まれていると考えられるからです。
とはいえ、
- 宅建のテキスト選びで失敗したくない
- 自分に合った宅建テキストを選びたい
といったお悩みを感じている方もいるかと思います。
実際、言い回しの表現や図解・イラストの量などは異なるため、人によって理解のしやすさやテキストに対する印象も変わるはずです。
そこで本記事では、独学で宅建に合格した経験をもとに以下のことをお伝えしていきます。
- あなたに合った宅建テキストの選び方
- 独学の場合はテキストを2冊用意すると解決できる幅が広がる
- 宅建テキストを選ぶときに注意すること
- 合格が約束された宅建テキストはない
この記事を読むことで、あなたと相性の良い宅建テキストを選ぶ方法を知ることができますので、これからテキストの準備をする方はぜひご一読ください。
あなたに合った宅建テキストを選ぶ方法
さっそく、テキストを選ぶ方法をお伝えしていきます。
具体的な方法は2つあり、以下の順番で探すのがオススメです。
- 気になるテキストを実際に手にとってみる
- 知っている人と同じテキストを使う
それぞれ紹介していきますね。
気になるテキストを実際に手にとってみる
まずは、気になったテキストを直接手に取って見る方法です。
書店へ足を運び、自分の目で確認することで、
- 字が多くて情報量はありそうだけど、読むのも疲れそう
- イラストや図解は可愛いし分かりやすそうだけど、情報が網羅されているか不安
といったテキストの雰囲気をつかむことができます。
ボクも渋谷の書店へ行き、テキストの候補をひと通り見て決めました。
実際に中身を見ると、色合いやキャラクターが可愛いことが決め手になったりすることもあると思います。
宅建試験までの数カ月間を共に過ごす相棒になるので、まずは手にとり一緒に頑張れそうかを確認することをオススメします。
知っている人のオススメを使う
2つめの方法は、ネットでオススメされているテキストや、友人・知人が使ったことのあるテキストから選ぶ方法です。
個人的には自分とテキストの相性を気にしますが、
- 友人や知人からのオススメだから信用できる
- あこがれの人やインフルエンサーと同じテキストだから頑張れる
といったことでも選ぶことは可能です。
人によってはモチベーションを上げる要因にもなり得ますね。
近くに書店がない場合などはこの方法で選ぶのも良いかと思います。
独学の場合はテキストを2冊用意すると解決できる幅が広がる
用意するテキストはメインとサブで2冊用意するのもオススメです。
冒頭でお伝えしたように、テキストによって言い回しや図解の量は異なります。
そのため、違った角度から解説されているテキストがあると、メインのテキストで分からなかった時にサブテキストで知識を補えることがあるため便利です。
管理人は網羅型と言われる活字が多めの「わかってうかる」シリーズをメインに使っていましたが、法令上の制限を勉強するときになかなか理解が進まないことがありました。
そのとき、サブで使っていた図解・イラスト多めの「みんなが欲しかった」のテキストにかなり助けられましたね。
結果論ですが、2022年の試験で難しいと言われていた法令上の制限で8点中7点取得でき、得点源にすることができました。
特に独学する場合は誰かに質問して解決するのが難しいため、2冊用意することで解決できる幅が広がったのは良かったです。
ちなみに過去問題集の購入に関しては、メインテキストに対応している問題集を選ぶといいですね。
解説に対応しているページが分かりやすいので、テキストを参照するときにも効率的に調べられます。
宅建を独学するのにおすすめの問題集は?【分野別と年度別の過去問を用意しよう】宅建テキストを選ぶときに注意すること
ここまでテキストの選び方についてお伝えしてきましたが、用意するうえで気を付けていただきたいことが2つあります。
- 中古の宅建テキストを買わない
- ネット条での比較やランキングを信じすぎない
中古の宅建テキストは買わない
メルカリやブックオフなどで中古テキストを買うのはオススメしません。
理由は、法律の改正について正しい情報が載っていない可能性があるからです。
「中古で買っても改正点を自分で探せばいいんじゃない?」
と思うかもしれませんが、最初から改正点について正しく修正され、分かりやすくまとめられているテキストを使う方が結果的に時間効率も良くなります。
新品の宅建テキストはどれも3,000円程するため、お金をかけることに抵抗を感じるかもしれません。
しかし、合格の可能性を高めるのであれば、既に中古で用意した場合でも個人的には買い直しをオススメします。
ネット上での比較やランキングを信じすぎない
ネットの情報には発信する人の考え方が反映されるため、偏った情報で発信されていないか、注意する必要があります。
これは、ボクがお伝えする情報も例外ではありません。
基本的には誰かの役に立ちたいという想いで情報発信をしている方がほとんどだと思います。
しかし、世の中にはアフィリエイトや紹介報酬などで稼ぐことだけを目的とした発信がゼロではないことも事実です。
そのため、テキストに限らずスクールや通信講座を選ぶときも、ネットの情報は目安をつける程度に使い、手間を惜しまず直接中身を確認したり、問い合わせたりすることをオススメします。
合格を約束された宅建テキストはない
これから宅建を受ける方、特に独学で挑戦する方へお伝えしたいことがあります。
それは、合格が約束されたテキストはないということです。
テキストは万能ではありません。
宅建の試験対策において、テキストは辞書的な位置づけにありますが、知りたいことや理解を深めたいことについての情報が記載されていないこともあります。
ボク自身も用意したテキスト2冊のどちらを調べても理解しきれないことがありましたが、そういったときはネットで検索しながら情報を探しました。
どのテキストを使ったとしても、自分で調べて知識を広げられる人は合格できると思いますし、そうではない場合はどのテキストを使っても合格できないと思います。
スクールや通信講座であれば質問できるかもしれませんが、独学は文字通り、独りで学ぶ力が必要です。
テキストを買って安心せず、必要であればどんどん情報収集をする意識を持つこと、忘れずに取り組んでみてください。
まとめ:自分に合った宅建テキストで勉強しよう!
この記事では、
- あなたに合った宅建テキストの選び方
- 独学の場合はテキストを2冊用意すると解決できる幅が広がる
- 宅建テキストを選ぶときに注意すること
- 合格が約束された宅建テキストはない
について紹介してきました。
あなたに合ったテキストを見つける助けになれたら嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。