ネットを活用した宅建の勉強、できていますか?
特に宅建を独学する場合、ネットをうまく使うことで知識が補完できたり、理解を深められたりします。
ボク自身もいろいろなサイトを見ていましたが、何度助けてもらったか分かりません。
とはいえ、
- どうやって宅建の情報を探したらいいの?
- 勉強にオススメのサイトを知りたい……。
といった疑問やお悩みをお持ちの方もいるかと思います。
そこで本記事では、宅建を独学で合格した実績をもとに以下のことについてお伝えしていきます。
- 独学合格者が宅建の勉強で使ったおすすめのサイト
- 宅建の独学に役立つサイトの見つけ方
- 宅建情報サイトを勉強に使うときに気をつけること
- 欲しい情報が載っているサイトを見つけられないときの対処法
宅建の独学に役立つサイトや情報の探し方を知ることで、勉強効率も上がりますので、ぜひご一読ください。
独学合格者が宅建の勉強で使ったおすすめのサイト
まずは、ボク自身が宅建の独学で特によく参考にしていたサイトを3つ紹介します。
- e-Gov法令検索
- フォーサイトのコラム
- レトス
e-Gov法令検索
問題集の解説を読み、テキストを読んでも詳しい解説が無いような場合、真っ先に使っていたのが「e-Gov法令検索」です。
このサイトでは、実際に施行されている法令を確認することができます。
宅建は法令を”正しく理解できているか”を問われる試験なので、原文を読むことで法令の意図を知り、理解を深めることもできるかと思います。
ソースを知るという意味では独学者にかなりオススメなサイトですね。
なかには、言い回しがくどかったり、難しい言葉を使っていたりと読みにくいこともありましたが、間違いのない正確な答えを知ることができました。
もちろん、一から十まで読もうとすると膨大すぎるので、テキストに載っていない法令などを確認する程度で大丈夫です。
宅建は法令を理解出来ているかの試験ですので、ブックマークしておいて、すぐにアクセスできるようにしておくと良いかと思います。
ボク自身のブックマークはこんな感じでした。
フォーサイトのコラム
民法で理解が進まないときに良く見ていたのがフォーサイトのコラムです。
ストーリー形式で解説をしてくれていたので、映像を観るように覚えることができましたね。
自働債権と受働債権はボクがなかなか理解できなかった分野ですが、上記のようなイメージしやすいコラムのおかげで理解を深めることができました。
ボクは「頭の中で映像や画像でイメージできること」を理解できている状態と考えて勉強していたのですが、頭のなかで会話をさせて覚えたい方は、特に民法の勉強でフォーサイトのコラムが役に立つかと思います。
「知りたい用語␣(スペース)フォーサイト」で調べると、分かりやすい情報が見つかることがあるので、試してみてください。
レトス
「レトス」はテキストや問題集の解説を読んでも理解が進まないというときに、何度か助けてもらったサイトです。
ボクは有料講座を購入していませんが、メルマガを発行したり、Youtubeでも解説動画をあげていたりと個人に対してのバックアップや「理解して解けること」に対して精力的に活動されている印象がありました。
図解を用いた解説記事を豊富に掲載しているので、独学する人には強い味方になると思います。
宅建の独学に役立つサイトの見つけ方
ここからは、先の項目で紹介したようなサイトを見つける検索方法を3つ紹介していきます。
自分が知りたい情報を見つけ出せる力があると、独学で知識を補うことも可能ですので、参考にしてみてください。
- 問題の文章をそのまま検索窓に打ってみる
- 「分かりやすく」をつけて検索する
- 画像タブを見てみる
問題文をそのまま検索する
分からない問題があるときは、問題文や選択肢の文章をそのまま検索すると、問題集とは異なる角度から解説されている記事が複数出てきます。
なかには問題集の解説をそのまま載せているようなサイトもありますが、そういった記事は無視をして、イラストや図解などを用いて解説している記事をみつけると良いですね。
実際に検索すると、以下のように大手予備校の解説などもあったりするので、いくつかの記事を読んでいくと理解も深めていけると思います。
「分かりやすく」をつけて検索する
はっきり苦手分野が分かっている場合は、「〇〇(苦手分野名)␣分かりやすく」で検索してみると、実際に分かりやすく解説しているサイトが見つかることがあります。
他にも「宅建␣日影規制␣図解」といったような検索も有効ですね。
画像タブを見てみる
図解やイラストでの解説を見つけたいときは、画像タブを見ると探しやすいです。
宅建の過去問では、自分が知らない単語(ボクの場合は「集積材」や「トラス式構造」など)が出てくることがあると思いますが、そういった単語は、実際どのようなものかを画像で見てみると理解が進みます。
日影規制や地域地区など、法令上の制限や5点免除に出てくる用語について調べるときは、視覚的な表現の方が理解しやすいと思うので試してみてください。
宅建情報サイトを勉強に使うときに気をつけること
ネットには情報があふれていますが、全てが正しい情報というわけではありません。
当サイトを含め、信じてよい情報かどうかの判断は重要です。
この項目では、ボク自身が情報を探すときに気をつけていたことを紹介していきます。
- 情報が更新されているかを確認する:アクティブかどうか
- 複数の情報を照らし合わせる:本当か?と疑う気持ちを多少持っておく
- ネット上にある無料の問題集を基本的に使わない
情報が更新されているかを確認する
ネット上には10年以上前の情報を載せているサイトもあるため、情報が更新されていない場合(2020年に施行された民法の大改正など)は注意が必要です。
もちろん、有益な情報であることもありますが、場合によっては誤った知識を覚えてしまう可能性もあります。
Googleでは、以下の画像のように期間を指定して検索することもできるので、公開された情報が新しいものか古い情報なのかを確認しながら探してみてください。
複数の情報を参照する
情報を探すときに気をつけていることの2つめは「複数の情報を参照する」です。
ネットは便利ですが、先に紹介したように情報が古かったり、誤った情報が載っていることもあります。
そういった情報を回避するためには、複数の情報を並行して参照することが有効です。
「なんか、このサイトの情報を信じてよいか不安……。」と感じたときは、別のサイトをもう2つ、3つ読んでみて判断してみましょう。
問題集を載せているだけのサイトは基本的に使わない
ボク自身はネットを使い、いろいろなサイトから情報収集をしていましたが、過去問と簡単な解説だけをただ載せているサイトは使いませんでした。
ネットの問題は無料で使えますが、一問ごとに正しいかどうかを判断するのが大変ですし、対応しているテキストを読むほうが体系的に効率よく知識を身につけられると考えていたからです。
ネットの問題集だけで合格している人もいるとは思うので一概には言えませんが、無料の問題集を心から信頼できないのであれば、テキストや問題集は書籍で用意し、必要に応じてネットで情報収集することをオススメします。
欲しい情報が載っているサイトを見つけられないときの対処法
「検索してみたけど、欲しい情報がみつからない!」
そんなとき、ボクの場合は「そういうもの」としてテキストの内容や、法令自体を暗記していました。
本当はしっかりと理解できたら良いと思いますが、試験範囲のすべてを理解するのは難しかったからです。
目的は宅建に合格することだったので、「細かすぎるかもな」と感じたところは割り切っていましたね(^^;)
ネットを使って情報を見つけるのが苦手と感じる場合の対処法
ここまでネットを使った情報収集について紹介してきましたが、なかには
- 「調べるのって苦手かも……。」
- 「自分で情報を見つけるのが大変」
という場合もあるかと思います。
多くの場合、宅建を受ける目的は「独学で合格すること」ではなく「合格すること」だと思うので、質問できる環境を整えるためにスクールや通信講座を検討するのも良いかと思います。
独学にこだわりたい方は、なんとか時間を作って取り組むのが良いと思いますが、独学が難しいと感じたらスクールや通信講座も手段の1つとして、あなたにとって最善の方法を探してみてください。
【宅建】独学かスクールか【迷ったら読んでみてください】まとめ:宅建の情報サイトを活用して勉強効率をあげよう
本記事では、宅建の勉強でサイトを活用する方法について以下のことを紹介してきました。
- 独学合格者が宅建の勉強で使ったおすすめのサイト
- 宅建の独学に役立つサイトの見つけ方
- 宅建情報サイトを勉強に使うときに気をつけること
- 欲しい情報が載っているサイトを見つけられないときの対処法
特に宅建独学者の場合、ネットにある情報やサイトは強い味方になります。
調べる力を身につければ、宅建以外にも応用できる部分なので、ぜひ積極的に使ってみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!