宅建は働きながらでも独学で合格することは可能です。
とはいえ、
- 独学する時間を作れるか不安……。
- 働きながら勉強するコツがあれば知りたい
といったお悩みを感じる場合もあるかと思います。
ボク自身、どうやって時間を作ろうか、どのように勉強していこうかはかなり悩んで試行錯誤していました。
そこで本記事では、働きながら宅建に独学合格した経験をもとに、当時意識していたことをお伝えしていきます。
- 最低限の時間確保は必須
- 働きながら宅建を独学するときに意識した3つのこと
- 働きながらの独学がキツいと感じた場合の対処法
最後までお読みいただくことで、働きながら独学するときのコツを知ってもらえると思いますので、ぜひご一読ください。
宅建は働きながらでも独学合格できるが最低限の勉強時間は必須
前提として、働きながらの独学であっても最低限の勉強時間は必要です。
これは、働きながらでもそうでなくても、また独学であっても通信講座やスクールであっても変わりません。
一般的に300-400時間は必要と言われているので、最低でも300時間は確保して取り組んでいく必要があります。
では、働きながらどのようにして時間を作っていけばよいでしょうか。
ここでは3つの考え方を紹介していきますので、それぞれを参考にしていただき、まずは最低基準の300時間を確保することを考えてみてください。
- 期間を味方にする
- 1日の時間の使い方を変える
- スキマ時間を活用する
期間を味方にする
1日に確保できる勉強時間が短くても、早めに勉強を始めることで、300時間を確保することができます。
例えば、1日3時間を勉強できるなら100日前から始めることで300時間を確保できます。
頑張って2時間という場合でも、150日前から始めることで300時間は確保できますね。
早く勉強を始めれば、1日の負担を軽くしつつ余裕を持って勉強できるので、宅建を取ろうと思い立ったら早めにスケジュールを立てていきましょう。
1日の時間の使い方を変える
2つめは、1日のなかで宅建より重要度の低いことへ使っている時間を勉強に使うという考え方です。
ボクの場合は、アマプラでアニメや映画を見たりゲームをしている時間が1日2-3時間ほどありましたが、宅建の方がより重要だったので、置き換えるようにしていました。
人によっては、他にも以下のようなことに使っている場合があると思います。
- SNS(Twitter・Instagram・TicTocなど)
- YouTube
- 動画配信サービス
- ネットサーフィン
- パチンコ・スロット
もちろん、気分転換にもなる要素だと思うので、まったくのムダということではありません。
ただ、300時間を確保することを意識しつつ、バランス良く時間配分をしてみてください。
スキマ時間を活用する
通勤時間や昼休み、寝る前の15分など、ちょっとした時間を勉強に使うことも有効です。
とはいえ、短時間でがっつり問題集を解くことは難しいと思います。
まずはメインの勉強を確保することを優先しつつ、スキマ時間は苦手対策や暗記ポイントの復習に使っていくのが良いですね。
働きながら宅建を独学するときに意識した3つのこと
ここからは、勉強時間を確保することを前提として、働きながら独学する場合に工夫できることを紹介していきます。
- 早起き
- 場所を変える
- 勉強仲間を作る
早起き
宅建を独学するときに意識したことの1つめは早起きです。
働きながら勉強する場合、仕事前に勉強することで、フレッシュな脳を勉強に使えるメリットがあります。
また、夜は残業が発生して勉強時間が短くなることもありますが、朝なら一定の勉強時間を確保しやすいです。
ボクの場合、夜に勉強をしようと思っても仕事で疲れていると誘惑に負けてしまうことが多かったので、朝5時から9時まで勉強してしまい、夜はリラックスタイムにしていました。
個人差はあると思いますが、宅建の勉強をする場合、涼しい朝の方が勉強にも集中しやすいと思うので、ぜひ試してみてください。
勉強仲間を作る
1人で勉強していると、勉強のモチベーションを維持するのが難しいと感じる場合もあると思います。
そんなときは、以下のような方法で対処することができます。
- 同僚を誘う
- 家族を誘う
- SNSで交流する
仕事が不動産や建築業界であれば、宅建を一緒に受ける仲間を探しやすいと思います。
独学同士で教えあったり、時間を作って一緒に勉強したりすることで、お互いに刺激しあうこともでき、モチベーションアップを図ることができますね。
資格の勉強に誘ったり、問題を出してくれるように家族へお願いするのも良いですね。
自分の家族であればお願いもしやすいと思いますし、協力してくれる確率も高いと思います。
ボクは一緒に住んでいる彼女に頼んで問題を出してもらったりもしていました。
誰かに応援してもらうと頑張れることが多いと思うので、ぜひ試してみてください。
身近に一緒に勉強する人がいない場合は、SNSを使って交流するのもおすすめです。
SNS(特にTwitter)では宅建の勉強したことを発信している人がいるので、「自分以外にも頑張っている人がいる」と思うことができ、モチベーションを上げることもできます。
ボクの場合は、Discordの勉強部屋を活用して画面越しに日本の誰かと勉強時間を共有したり、Studyplusで宅建を勉強している人の投稿を見て「イイネ」を送り合ったりしていました。
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家の中にマンガ本やゲームなどの誘惑が多い場合は、勉強以外のことができない環境を作るのがおすすめです。
ボクの場合、家以外だと以下のような場所で勉強していました。
- 図書館
- 公園
- 河原
休みの日や仕事終わりは図書館を使ったり、苦手分野を勉強するときは、河原や公園で勉強することもありました。
図書館は集中しやすいですし、自分以外にも勉強している人がいるのでやる気も出ます。
屋外では熱中症に気をつける必要もありますが、気分転換になるので時間帯や天候に気をつけながら試してみてください。
働きながら宅建を独学するのがキツいと感じたら休む
働きながら宅建を独学していると、勉強時間を確保できないことにストレスを感じたり、勉強できても理解が進められないことに焦りを感じたりと、気持ちがマイナスに向かうこともあると思います。
そんなときはいったん立ち止まって、ゆっくり時間を過ごすことも重要です。
休んで心と頭を落ち着かせることで、
- 時間の使い方を見直せばよいのか
- 勉強方法を改善する必要があるのか
といったことも冷静に考えられるようになると思います。
間違っても睡眠時間を削るくらいまで追いこむようなことはせず、心身が疲れているようなときはしっかり休むようにしましょう。
まとめ:宅建を働きながら独学は可能。あきらめずに頑張りましょう!
本記事では、働きながら宅建を独学するときに意識したいポイントについてお伝えしてきました。
- 最低限の時間確保は必須
- 働きながら宅建を独学するときに意識した3つのこと
- 働きながらの独学がキツいと感じた場合の対処法
最低限の勉強時間は必要ですが、時間を確保できてしまえば、あとは工夫次第で独学合格できます。
仕事との両立は難しいかもしれませんが、あきらめずに取り組んでいきましょう!
あなたが宅建で合格できることを願っています。
最後までお読みいただきありがとうございました!