宅建に独学で受かった人は落ちた人と何が違う?【受からない理由を考察】

1匹だけ逆方向を向く魚の群れ

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「宅建に独学で受かった人は落ちた人と何が違うのか」お悩みではないでしょうか?

宅建は年に1回の試験のため「絶対に落としたくない」と考えている方も多いです。

とはいえ、なぜ独学で受かった人とそうでない人がいるのか、違いを知らなければ正しく勉強するのも難しいと思います。

そこで本記事では、

  • 独学で宅建に受かった人は特別な勉強をしていたのか?
  • 宅建に受からない人とどんな違いがあるのか知りたい

といった疑問やお悩みに対し、独学で合格した宅建士の視点から以下のことをお伝えしていきます。

  • そもそも最低限必要な勉強時間を確保をしているか
  • 独学で受かるために勉強で意識したこと
  • 宅建に挑戦する前に考えておきたいこと

受かった人のやり方を真似することで合格に近づくことができます。

特に独学する場合、参考にしていただける点もあるかと思いますので、ぜひご一読ください。

そもそも最低限必要な勉強時間を確保しているか

まずは、受かった人との違いを考える前に1つ確認です。

大前提として、あなたは十分な勉強時間を確保できていますか?

宅建の平均的な勉強時間は300-400時間と言われています。

平均が300時間ということは、多くの人にとっても同じくらいか、それ以上の勉強時間が必要ということです。

世の中には「1カ月の短期合格」とか「100時間未満で合格」といった耳に心地の良い情報もありますが、あなたが天才である場合を除き、真に受けてはいけません。

少なくとも独学の場合は、最低限300時間は必要であることを意識しておきましょう。

時計と勉強資料 【独学合格者が解説】宅建の独学に必要な勉強時間は?

独学で受かるために勉強で意識したこと

最低限の勉強時間が確保できている場合は、勉強方法や意識の差が合否を分けると考えられます。

以下は、ボクが宅建を独学するときに意識していたことです。

  • 理解を意識した勉強
  • 効率的で効果的な苦手分野対策
  • 模試で自分のレベルを確認

理解を意識した勉強

ボクが宅建の勉強をするときに1番意識していたのが、理解して勉強することでした。

理由は、問題文と答えだけを暗記しても本番では解けないからです。

宅建では、過去問と同じような問題はありますが、言い回しや選択肢の内容などを変えて出題されます。

そのため、問われ方を変えられても解答できるためにも「理解すること」に関しては強く意識を持ちながら勉強をしていましたね。

具体的には、以下のような方法で取り組んでいました。

  • 理由もつけて選択肢を解く
  • 分からない用語をネットで調べる

もう少し具体的に説明していきます。

理由をつけて選択肢を解く

宅建は1つの問題に4つの選択肢があります。

ボクは、その選択肢1つ1つに対して理由を考えながら正誤(○ or ×)の判断をするようにしていました。

以下はボクが年度別の過去問を解いていたときのノートです。

解答理由メモの例
理由を付けて解答している例

過去問12年分の選択肢に対して理由をつけて瞬時に答えられるようになれば、知識はかなり定着していると考えれます。

また理由付けしながら2時間以内に50問を解けるようになると、模試や本番でもほとんどの問題で瞬間的に選択肢の正誤を判断できるようにもなり、時間に余裕を持つことが可能です。

知識がない状態でいきなり理由をつけながら解くことはできませんが、過去問の2周目からは上記の方法で勉強することをオススメします。

勉強している画像 【徹底解説】宅建に独学で合格した勉強方法を紹介!【過去問を使い倒せ】

理解できないことはネットでも調べる

問題集の解説を読んで分からないことはテキストで調べると思います。

しかし、テキストにも載っていないことも出てきたときは、ネットで検索して調べていました。

ネットであれば実際の条文を読むことができますし、頭の中でイメージできない用語は画像を参考にすることもできるからです。

ネットで解決している画像 独学合格者が宅建の勉強で活用したサイト3選【ネットを活用するコツも解説】

言葉だけでなく、画像や図解イラスト、物語形式で覚えると、関連して言葉も思い出しやすかった印象がありますね。

法令上の制限の用途地域や、5問免除の知識の用語(集積材や建物の基礎など)は画像を見るとかなり覚えやすくなると思います。

また民法でも理解が難しい部分は、会話形式でのやり取りで解説しているサイト(フォーサイトのコラムなど)で理解を深めていましたね。

特に独学する場合、質問できる講師がいないので、腑に落ちるまで自分で調べるのは重要だと感じます。

効率的で効果的な苦手分野対策

理解度の次に意識したのが苦手分野の対策です。

「民法」や「宅建業法」といった科目単位ではなく、「(民法の)借地借家法」や「(宅建業法の)8種制限」といったように、細かい分野単位で苦手を管理していました。

間違える頻度の多い分野は、苦手だからと遠ざけるのではなく、丁寧に対策することで着実に得点源にできると考えていたからです。

ボクはエクセルで苦手分野を管理していたので、集計することで取り組む優先度も意識しながら勉強できましたね。

より点数につながるような効率を意識した勉強をしつつ、基礎知識をしっかりと固められたと感じています。

管理している絵 【独学を効率化】宅建の苦手分野を管理するべき3つの理由と具体的な管理方法

模試で自分のレベルを確認

模試は自分が宅建受験者のなかでどれくらいの順位にいるのかが分かり、勉強ペースを考えることにつながります。

ボクは、8月末に模試の1回目を受けたときに受験者の半分より下の順位だったのですが、自分のレベルを知ることができたおかげで勉強ペースを上げる必要があると判断できました。

2回目の模試では合格圏内に入れたので、進捗の確認もできましたね。

模試を受けていた人は、模試の結果を受け、どのように行動を変えるかを合わせて考えると模試をより効果的に使うことにつながると思います。

テストを受ける女性の画像 【合格者が解説】宅建を独学する人は模試を受けよう

宅建に挑戦する前に考えておきたいこと

最後に、これから宅建を受ける方に考えて欲しいことを3つ紹介します。

  1. 最低限の勉強時間を確保する
  2. 受かった人が意識したポイントを意識する
  3. ①②が難しい場合はスクールや通信講座の検討もアリ

最低限の勉強時間を確保する

特に独学する場合は、スクールや通信講座の方に対して勉強時間で負けられません

なぜなら、資格予備校に蓄積されたノウハウをもとに、効率よく勉強する方と同じ土俵で試験を受けなければならないからです。

スクールや通信講座の方と同じくらい濃厚に勉強するか、300時間以上時間をかけてでも勉強量で上回り、受験者の上位15%に入る必要があります。

計画段階で勉強時間が300時間に届かない場合は、戦いの土俵に立つためにも、時間を確保することから考えて勉強に取り組みましょう。

計画の画像 【独学合格者が教える】宅建勉強スケジュールの計画方法【事例も紹介】

独学で受かった人が意識したポイントを意識する

勉強時間を確保できたら、より合格に近づけるよう、宅建に受かった人が意識していたことを真似して勉強しましょう。

身の周りに独学で合格した人がいるなら、体験談を聞いてみるのもいいですね。

あなたとは違った視点をもっている可能性もあるため、勉強方法やテキストを使うコツなど、参考にできる考え方を知ることができるかと思います。

スクールや通信講座の検討もアリ

独学が向いていないかもしれない場合は、スクールや通信講座を使うのもアリです。

金銭的な面では独学よりもお金はかかります。

しかし、効率的に勉強できる環境は整うはずです。

時間に余裕があれば、まずは独学で勉強に取り組み、効率よく勉強している感触が得られないときはスクールや通信講座を使うというのも良いと思います。

独学で合格することだけが唯一の方法だと思わず、あなたに合った勉強方法を探してみてください。

独学にお手上げの画像 【宅建】独学かスクールか【迷ったら読んでみてください】

まとめ:宅建に独学で受かった人の良いところを真似して取り組もう

今回は、独学で受かった人と受からなかった人の違いについて考察してきました。

  • そもそも最低限必要な勉強時間を確保をしているか
  • 独学で受かったボクが勉強で意識したこと
  • 宅建に挑戦する前に考えておきたいこと

今回の記事が宅建合格の助けになれたら嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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